ひばり工房ブログ

メガネの小言。

寒波と弾丸 その2

2015.12.01 Tuesday






そろそろ出ますか。


追いすがるファミマの店員に
別れを告げ、ゆっくりアクセルを開ける。









いつの時もバイク旅のスタートは
ワクワクするものだ。
16歳の免許取り立ての頃に
タイムスリップできる。
車では味わえない感覚。




旅のお供はヨーロッパの旅バイク。
非の打ち所がない。
コンピューターで管理された車体は
ブレーキ、アクセル、サスペンション
全てにおいて「ご主人様、次はいかがなされますか…」
てな具合。ナイト2000もビックリである。












R57を大分方面に走り出す。
車のいない滝室坂を 右に左に
軽快に飛ばしてく。

10分も走ればワクワクはガタガタに
早変わりする。
ハイテクを操るハナタレになる。

フェラーリ乗って鼻水はマズイ。

これもバイクの醍醐味である。



三台のハイテクマシンは
ブルーインパルスの如く一糸乱れぬ
編隊走行で夜中のワインディングロードを突っ走る。

遠くに白い物体が横たわる。


車の少ない山道には当然
リスクもつきまとう。野生動物である。
4輪もさることながら、2輪は致命的だ。
命を落としかねない。
いくらハイテクであっても動物を近づけさせない
電気柵や、鳥獣被害対策は搭載してない。
そこにはアナログ的な勘や瞬時の判断以外
身を守る事は出来ない。


ブルーインパルス気取りの三台のオヤジ。
先頭を走る俺は左にひらり。
2台目の前田氏は右にひらり。
まるで走る前に打ち合わせたかのような共演。
気分良く3台目の松村氏をミラーで覗く。


真っ直ぐ走る彼のヘッドライトは
カックン カックンと2度ほど揺れた。


後で聞くと
前輪 後輪と踏んだ後で
ハンドルを切ったらしい…


ブルーインパルスはこの時解散した。








つづく。