メガネの小言。

ネーミングとイメージ

2016.01.11 Monday





年末年始の慌ただしさがひと段落ついた。
事務所にある、繁忙期のお心遣いの品や
御歳暮で頂いた品を整理する。


忙しさでやつれ顔を見かねてか
栄養ドリンク系を多く頂いた。









これは栄養ドリンクとは呼ばず
パワードリンクと呼んでいる。


いまや、レッドブルにモンスターエナジーは
モータースポーツを始め、色んなイベントで
メインスポンサーとして宣伝しまくってる。
昔で言うところのマルボロ、キャメルのタバコメーカーである。
やはりこの手のスポンサーは圧倒的に知名度が高くカッコ良い。














野菜生活。
飲む前から健康的な気分にさせられる。
これさえ飲めば飯は不要、油ものはダメですよ
体内から綺麗にしますよと言われてるみたいだ。











オロナミンC。
市村 混?だったか、メガネかけて帽子かぶった
今ではレトロ看板の代名詞的な存在になってる位古いやつ。
改めて活字にするとオロナミンなのかオロナインなのか
わからなくなる。そもそもオロの由来が知りたい。










ど定番 リポビタンD 栄養ドリンクの王様的存在。
その時代の筋肉系俳優が、プロの登山家から叱られそうな
タンクトップ姿で野をかけ山を越え
岩から岩へ飛び移る。
1人目は難関をクリアするが2人目は決まって足を滑らす。
リポビタンDの飲み忘れだろう。

ここで間一髪救いの手が入る。
「ファイトー!」
さすが、エールを込めての掛け声である。
「もちこたえろ、今助けるからな!」 伝わる。

ところがどうだ…ミスを犯したあいつは、助けてもらう身分で

「一発!」 である。
いやいや、「ありがとー!」だろ。「すまぬ!」でもいい。
百歩譲って「サンキュー!」がスジというものだ。




CMはインパクトが大事だという典型なんだろう。
100人全てが「ファイトー!」の後は「一発!」と言える程の
CMは素晴らしい。










続いてアリナミン7。
こいつのターゲットはビジネスマンと見た。
スーツ姿のサラリーマンが眉間をつまむ様は現実的。



相手が週末アウトドアなら
こちらは週明け仕事帰り狙い的な戦略だろう。想像だが。



共通するのがカタカナ5文字からの単語であり数字だ。
語呂合わせがいいし発音のテンポがいい。
何よりも商品名が消費者に入り易い。最高のネーミング。











最後はこれだ。











元気バッチリS。

多分、誰も知らない。









発売元も「中国化薬株式会社」と洒落っ気満々。
製造元は日本の大同薬品だが怪しいったらありゃしない。
戦闘機に戦車にイージス艦。
パッケージ見ただけで男心に火をつける。
おまけに写真の上には虚弱体質なんて書かれており
馬鹿にされた感満載。


自衛隊の売店位しか売れないであろう。




ありがとう。大工のたけしくん。


これがいちばん元気でたよ。