ひばり工房ブログ

メガネの小言。

単車と橋。

2018.10.24 Wednesday






最近、近場のツーリングには
オヤジのSR500の出番が多い。










このバイクは中学生の時に
新車で池田家にやってきた。
1985年製で、当時のまま今も
走り続ける。
キャブレター以外は全てノーマル。
でかいウインカーに細いタイヤ。
古さ故 許されるデザイン。
排気量も500ccで中型免許では乗れない為
あまり売れてなかったらしい。
そんなバイクが来たのは35年前

ナンバーは熊本ではなく熊
オヤジはいつもピカピカに磨いていた。














1987年、オヤジとふたりで
始めてのツーリング。
目的地は鈴鹿8時間耐久レース。
出発して1時間くらい走った所で
赤信号で止まった俺に気づかず
追突しそうになって転倒。
幸いかすり傷程度で済んで
そのまま出発。
その時の傷はそのまま
今もマフラーに刻まれている。



87年の鈴鹿8耐はヨシムラの高吉選手が
トップを走行中に
残り5分で周回遅れに接触転倒。
青いヘッドライトがコース上で
動かなくなったのが
グランドスタンドから見えた。
勝負の世界の厳しさを知った

POPヨシムラファンの2人には
忘れられないレースだった事を
今でもオヤジと話す。

ゴールの花火を背に
一路、九州へ走り出す。
寂しさもまた思い出す。















定年退職したらSRで旅するのが夢だと
よく口にしてた。




しかし、退職後は趣味でハム作りの予定が
無謀な三男坊の気まぐれで
商売にしてしまった。
のるかそるかもわからないまま
20年も付き合ってしまう羽目に。



もともとエンジンスタートはキックのみ。
500ccの単気筒のキックスタートはコツがあり
失敗するとケッチンといって
反動でキックが足に返ってくる
怖い現象が待っている。


83歳のオヤジはいとも簡単に
エンジンをかけ、
田んぼの水周りに出かける。
もちろんノーヘルで。




そんなバイクをふびんに思い
ちょっと峠を走ったら、
これが非常に楽しかった。
ローテクノロジーが心地よかった。

バイクではなく単車と呼びたくなる。




天草での仕事もこの単車で走る。
信号機の少ない裏道、農道をひた走る。




そこで見つけた鉄橋。









とにかく鉄橋が好きで
赤サビで塗られた鉄骨が大好きである。
古い鉄橋ならなおさらである。

スカイツリーより東京タワー。


















このシンメトリーさ。
規則正しく並ぶさまがたまらなく美しい。






経年劣化はカッコいい。














タンクの塗装のヒビ割れも
またカッコいい。





こんな風に歳をとりたい。











おわり。








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